コンサドーレ
韓国人FW金健熙がJ1デビュー! 合流後約1週間でスピード出場
■札幌1ー2鳥栖(20日、札幌ドーム)
後半10分に1トップの位置へ
韓国1部・水原三星から加入したFW金健熙(キム・ゴンヒ、27)が、さっそくリーグ戦デビューを果たした。先制点を挙げた興梠に代わって後半10分に1トップの位置に入ると、身長186センチの高さを生かして前線のターゲットになるなど、存在感を示した。
チームに合流して1週間ほどでの出場は期待の表れだ。前日練習のミニゲームは主力組でプレーして連係を確認。状態はまだ「60~70%程度」というが、ペトロビッチ監督からは「背後のスペースに抜け出していけ」と、追加点を奪うための攻撃のピースとしてピッチに送り出された。
デビュー戦が逆転負けとなり「勝てなくて残念。(もっと)自分のストロングポイントを出していきたい」と悔しさをにじませる。ホームのサポーターにも温かく迎えられ、「勝利を届けられなくて申し訳ない。次の試合では必ず喜んでもらいたい」と前を向いた。残留争いに向かう札幌の新たなキーマンとなる。