ファイターズ
「何かしらサインは絶対に出る」佐藤がセーフティースクイズ一発成功
■日本ハム3-9ソフトバンク(20日、ペイペイドーム)
冷静だった。ネクストサークルで待機していた佐藤龍世内野手(25)は「一、三塁になった時点で、何かしらサインは絶対に出る」と予期していた。多様な戦術を駆使する新庄監督の下で戦ってきた経験は、心と体に染みついていた。
二回1死一、三塁となり、ベンチのサインは初球、セーフティースクイズ。驚きも不安もなかった。きっちり一塁側に転がして走者を生還させ「気持ちの準備をしっかりして、一発で決められたので良かったです」と安堵していた。