ファイターズ
新庄ビッグボスが今秋ドラフト見据え高校球児に熱視線!高松商・浅野と大阪桐蔭・松尾に注目
高校生も欲しい?! 日本ハムの新庄剛志監督(50)が今秋のドラフト会議(10月20日)を視野に入れ、高校球児に熱視線を送った。夏の甲子園で注目したのは、浅野翔吾外野手(高松商3年)と松尾汐恩捕手(大阪桐蔭3年)。即戦力の指名を熱望しているが、有望なスター候補たちも入念にチェックしていた。
遠征中でも甲子園をテレビ観戦
遠征中も時間が許す限り、高校野球をテレビ観戦していた。今は自軍の若手を育てているが、ドラフト候補の高校生の中にも楽しみな選手はいた。新庄監督は自ら甲子園に言及し「高松商の1番バッターはいいですね。浅野君。あの子はドラフト1位? 足も速いしね」と手放しでたたえた。
浅野は身長172センチとやや小柄だが、パンチ力は群を抜く。甲子園では10打数7安打、3本塁打を記録。指揮官は力強いスイングに触れ、「ひかれたのは(バットの)ヘッドの使い方かな。ここ(ヘッド)が下がらない」と打撃フォームを評価。俊足と守備力にも定評があり、注目度は高い。
「あの子もいいですよ。大阪桐蔭のキャッチャー」ともう一人名指ししたのは松尾だ。強肩強打の捕手だが、器用なタイプで遊撃手もこなす。2人はともに18歳以下ワールドカップに出場する高校日本代表にも選ばれている。
能力のある選手「即戦力になるでしょう」
来季も監督続投となれば、ビッグボスは結果を求めるつもりだ。フロントに対して、ドラフトは即戦力指名を要望している。ただ、高校生も即戦力に当てはまるケースがあると考えている。
「(能力のある選手は)即戦力になるでしょう。経験していけば。高校の練習より全然プロの方が楽なんだから。1年間やれるんじゃないかなと思いますけどね」。カリスマ監督は、独自の視点でファイターズに必要な人材を探る。