ファイターズ
《ハム番24時》8月23日
ドラフト4位の高卒ルーキー・阪口は、ワクワクさせてくれる選手だ。23日は2軍DeNA戦に六回から右翼で途中出場し、八回の第2打席で右翼場外へプロ初本塁打をかっ飛ばした。「うれしかったです。コンパクトにいって、うまくバットに乗ってくれた」。大振りしなくても飛距離が出る新人離れしたパワーは、ロマンたっぷりだ。
試合後は暑い鎌ケ谷で守備の猛特訓をこなし、汗だくで取材に応じてくれた。「三振しまくってますけど、当てにいったら魅力がなくなる。自分のスイングで打てるようになりたい。自分は一番下手くそだと思って練習しています」。真っすぐな目で誠実に話す姿に、今後の大飛躍を期待せずにはいられなくなった。