ファイターズ
五十幡2軍先発 1軍復帰へ一歩ずつ前進「プレーするのが一番、楽しい」
■イースタン 日本ハム6-8DeNA(23日、鎌ケ谷)
腰椎椎間板ヘルニアからの復活を目指す日本ハムの五十幡亮汰外野手(23)が23日、2軍DeNA戦(鎌ケ谷)に「1番・中堅」で先発した。この日が復帰2試合目。三回まで出場し2打数無安打だったが、今季中の1軍復帰へ一歩ずつ前進を続けている。試合は6―8で敗れた。
「まだ怖さはある」「結果出していきたい」
グラウンドを駆け回る背番号50が帰ってきた。復帰後初めて2軍本拠地・鎌ケ谷での試合に出場した五十幡は、安打こそ出なかったが、満足そうな表情を浮かべた。
「離脱中も試合は見ていましたが、グラウンドに立って走らなきゃ、面白くない。プレーするのが一番、楽しいなって実感しました」
3月2日のオープン戦後に腰椎椎間板ヘルニアと診断され、一時は保存療法を選択。しかし、右足のしびれを発症するなど状態が悪化し、4月6日に手術を受けた。今月19日に2軍ロッテ戦で実戦復帰し、安打もマーク。「まだ怖さはある」と完全復活までは道半ばだが、ようやく光が見えてきた。
今季中の昇格を諦めていない。「まだ1軍にいく気でいますし、呼んでもらうために結果を出していきたい」と意気込んだ。