ファイターズ
《ハム番24時》8月24日
ドラフト2位の高卒ルーキー・有薗は今季1軍で4試合に出場した。7打席立ったが、初安打は出なかった。「1軍の投手はストレートのキレが全然違った。フォームも崩れてしまいました」と1軍帯同時は自分を見失っていたという。
2軍降格後は冷静に頭を整理し、やるべきことを明確にした。「自分の魅力であるフルスイングを生かして、逆方向に打つ意識でやっています」。今は毎打席、空振りしようがお構いなしの強振を披露している。
「初安打は出したいですけど、焦らずに自分の形をつくっていきたい」。いつも泥まみれのユニホームと、柔らかい笑顔が印象的な19歳。初安打はいつでもいい。それよりも、末永く活躍する長距離砲になってもらいたい。