ファイターズ
新庄ビッグボス 今秋ドラフトは日体大の二刀流・矢沢がイチオシ
札幌でスカウト会議、道内関連6人含む102人リストアップ
日本ハムは26日、札幌市内の球団事務所で今秋のドラフト会議(10月20日)に向けたスカウト会議を行った。日常的にフロントと意見交換している新庄剛志監督(50)はイチ押し選手として「今のところ、一番注目が集まっているのは矢沢くんかな」と、投打で評価が高い矢沢宏太(日体大)の名前を挙げた。
起用法は「バッターで。足が速い」
矢沢は目玉の一人。二刀流を推す声もある。新庄監督は私見として「(プロでは)バッターで。足が速い」と起用法に言及。選手の意思が重要と捉えており「二刀流を認めるチームでないと嫌だと言うのであれば、いいかな。本人の気持ちが全て」と気遣った。
この日のスカウト会議では、高校生、大学生を中心に指名候補を102人に絞り込んだ。道内関連は6人がリスト入り。新庄監督が関心を寄せる米大リーグ・メッツ傘下所属の加藤豪将内野手(27)は、本人の意向を含めて引き続き調査していくことになった。