コンサドーレ
2022/08/26 23:00

新外国人FW金が頭と左で2発 札大との練習マッチ

札大との練習試合で2点を決めたFW金

■練習試合 札幌8-3札大(26日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場)

 北海道コンサドーレ札幌は26日、札大と30分×4セットの練習試合を行った。前節・鳥栖戦でJ1デビューを果たしたFW金健熙(27)が2~4セットに出場。1トップに入り、4セット目で左足と頭で2得点を決め、確かな実力を見せつけた。試合は4セット合計8―3で札幌が勝利した。

2セット目から90分出場〝来日初ゴール〟

 練習試合で、来日最長の90分間プレーしたFW金。2セット目から出場し、幾度も好機でボールを得るも決めきれない場面が続いた。

 しかし、4セット目で修正能力の高さを証明。味方フリーキックのこぼれ球を、ペナルティーエリア内やや左の位置で拾い、左足を振り抜いた。ボールは相手DF陣の間をすり抜け、ゴール右隅に突き刺さった。「大学生相手だったので取らなければならなかった」と、加入後“初ゴール”を淡々と振り返った。

 アピールポイントは両足だけではなさそうだ。試合終盤、相手陣地でMF田中宏からのアーリークロスを頭で合わせ、この日2得点目。見学に来ていた大勢の観客を驚かせた。

連係には自信あるが「札幌は独特なので慣れが必要」

 試合後、金は「もともと連係には自信があったが、札幌のスタイルは独特なので、もっと慣れが必要」と、ペトロビッチ監督の戦術にまだ対応しきれていない様子。だが、確かな実力は見せつけている。背番号37は「自分のやれることをやって得点を取って、チームを助けたい」。次節・C大阪戦で低迷しているチームを救うJ1初ゴールを狙う。

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