《BIGBOSS VOICE》「俺が吐きそうになった」
■日本ハム2-0ソフトバンク(27日、札幌ドーム)
「自分の子どもが達成したかのようなうれしい気持ち」
―(試合後、自ら)
「九回、ポンセの緊張している顔を見たら、俺が吐きそうになった。俺が緊張してきて、頼むわと思いながら。でも、素晴らしかったですね。そういう選手と一緒にユニホームを着られて誇りに思いますね。きょうは万波君が落ちそうな打球を捕って、中島君のああいう(好)プレーがないと、こういうノーヒットノーランは成立しないと思うから。あれはデカかったですね」
―両手を上げて、喜んでいた
「自分の子どもが達成したかのようなうれしい気持ちになりました。子どもいないけど」
―監督として、立ち会うのは緊張したか
「したね~。うん。わざと、ノーヒットノーランいくんちゃう?って。そういうことを口に出すとできないというけれど、俺は逆なんですよ。(九回に)アンパイアにも聞いたもん。します?って。お願いしようと思ったもん。(ストライクゾーン)広くお願いしますって言いたかった。それは言えないけどね(笑)」
―本拠地初登板で、快挙を達成した
「きょう初めての登板でどうかな~、マウンドが合うかなと思っていたけれど、合いすぎちゃって。マウンドの土を持って帰って、この辺(枕元)に置いて寝てほしいですよね」
―味方の好守もあった
「本当にピッチャーを乗せるんですよ。きのうみたいにエラーが1個、2個、3個とあると、ピッチャーは乗れないんです。ポンセ君が投げる時は意外とエラーが絡んで、ストレスにもなって、五回、六回で終わることも多かった。試合前のミーティングから、打つのはどうでもいいから、エラーはゼロでいこうと伝えていました」
―投球のテンポが良いと味方も守りやすい
「キャンプの時からテンポ、テンポと言ったでしょう。テンポ良く、エラーを少なくして、そしたら勝てるんですよ。リズム、テンポが大事なスポーツだなと思いましたね」
―首位のソフトバンク相手に2-0で勝利し、連敗を止めた
「向こうは必死に戦っていて、こっちは毎日が成長なので、経験が成長になる。いいゲームができて、ファンの皆さんに楽しいゲームを見せられたかな。楽しすぎたでしょう。うれしかったです」
―八回、3打席連続三振だった清宮に代打を出した
「見逃し(三振)2つはこっち側、ベンチが勢いなくなるから。そういう見逃しはしてほしくない。杉谷君に代えました」