２７日のソフトバンク戦でプロ野球史上８７人目のノーヒットノーランを達成したポンセが快挙から一夜明けた２８日、報道陣の取材に応じた。大記録の反響は大きく「たくさんメッセージをいただきました。ほとんどが、おめでとうという内容だった」とうれしそうに明かした。

　朝、散歩の途中に立ち寄ったコンビニで、快挙を報じた新聞を見つけた。米国に住む父にテレビ電話を通じて「これ、僕だよ」と映像を見せた。店員から「（店内で）新聞の撮影はダメです」と注意を受けたそうだが「『僕が載っているのでいいですか？』と言ったら、すごく驚かれた」と笑った。

　来日１年目だが、異国の地で、忘れられない思い出ができた。「新聞は額縁に入れて、着ていたユニホーム、スパイク、ボールと一緒に飾ろうと思います」。球団の歴史とともに、ファンの記憶にも深く刻まれる偉業だった。