高校野球
今夏北大会準優勝の旭東がOB西中監督のもと秋へ挑む
秋季全道高校野球 旭川支部の組み合わせ決まる
秋季全道高校野球旭川支部の組み合わせ抽選会が29日、旭川市内で行われた。今夏の北北海道大会で準優勝した旭東は、11日の1回戦で旭明成と対戦する。旭東は北大会後、OBの西中剛志副部長(42)が新監督に就任。佐藤俊行前監督(43)は、副部長として引き続き指導する。
今夏、甲子園初出場に王手をかけた旭東が新体制で秋に挑む。西中新監督は「基本的に打ち勝たないと。点数を取らないと負ける。ただ、取り方はいろいろ。打つのも一つの方法」。これまでの方針を継承しながら、野球ノートを部員に課すなど、新たなエッセンスも加えていく。
釧工部長時代の14年夏に北大会準V
新指揮官は筑波大を卒業し、旭東で時間講師を務めた。その後、本別や釧工でも監督や部長を歴任。釧工部長時代の2014年には夏の北大会で準優勝。20年春に定時制教員として母校に赴任した。
その間もコーチとして野球部に携わり、今春から全日制へ。佐藤副部長は「夏もみんなでチームをつくったので、簡単にバトンを渡せた」。信頼を置き、斎藤宏臣部長(53)との3人体制で指導していく。
今夏、背番号14でベンチ入りした河合晟内野手(2年)が主将に就任した。新主将は「気合が入る。初陣で勝利をプレゼントしたい」と先輩監督に初白星を贈ることを誓った。