コンサドーレ
MF金子 次節C大阪戦へ猛アピール「今は60%、セレッソ戦で100%へ」
■30日、札幌ドーム屋外サッカー練習場
北海道コンサドーレ札幌は、9月2日に札幌ドームで行われるC大阪戦に向け練習を行った。左膝内側側副靱帯(じんたい)損傷から復帰し、24日から練習に完全合流したMF金子拓郎(25)は、ミニゲームで主力組に入りプレー。約1カ月半ぶりの出場へ猛アピールした。
ミニゲームは主力組でプレー、気持ちも前向き
24日にチームの練習に完全合流した金子。26日の札大との練習試合では60分間プレーし、試合感覚を取り戻した。この日のミニゲームでも主力組に入り、ドリブル突破など持ち前のスピードを見せ、次節・C大阪戦先発出場へ向け猛アピールした。
金子は「けがはもう大丈夫。1カ月程離れていたのでコンディション的にはきつい部分はある。今は60%くらい。セレッソ戦で100%に持って行く」と気持ちも前向きだ。
チームは現在、勝ち点28で13位と残留争いに巻き込まれており、プレーオフ圏内の16位・G大阪との勝ち点差はわずか「3」。次節で勝ち点3を取るのは必須な状況だ。「絶対に落とせない。自分の突破力を生かしてアシストだったり得点を決めたい」と、背番号9は自分の役割を全うし、チームへの貢献を目指す。
ワイドかシャドーでの出場が予想される金子は、スペースや裏を突く動きでC大阪を崩し、チームを勝利に導く。最近5試合で3勝1分け1敗と波に乗っているC大阪から勝ち点3を奪い取り、残留争いを抜け出すトリガーになるつもりだ。