ファイターズ
《ハム番24時》8月30日
30歳のシーズンを迎えている杉浦が、鎌ケ谷でフォームの修正に励んでいる。30日は2軍巨人戦に先発し、5回3安打2失点。「二、三回は最近の中では良くなってきたが、四回以降がダメでした。まだ良いフォームが、体に完全に染みついていないということ」と厳しく振り返った。
好調時は150キロを超える直球も、この日は最速145キロにとどまった。「やっぱりスピードがあと3、4キロ上がるだけで打者の感じ方も変わる。僕は真っすぐが生命線なので、まずはそこ」と課題は明確だ。今季は残り1カ月。本来の姿を取り戻した道産子右腕の、浮かび上がるような剛速球がまた見たい。