ファイターズ
2022/08/31 23:25

根本 躍動5回自責0 3勝目ならずも「要所を締めて投げられた」

西武打線を5回2失点に封じた先発の根本

■日本ハム4ー2西武(31日、ベルーナドーム)

強気の投球で強力打線から7奪三振

 白老町出身の高卒2年目左腕・根本悠楓投手(19)が、強打の西武打線を翻弄した。今季8度目の先発に臨み、5回4安打2失点(自責0)。「ストライク先行を意識して、しっかり腕を振った。球も強くて、要所をしっかり締めて投げられた」。五回に追いつかれて目標のシーズン3勝はお預けとなったが、次回以降の登板に大きな期待を抱かせた。

 気持ちで負けなかった。一回に1死一、三塁のピンチを招いたが、現在パ・リーグ本塁打王の山川と真っ向勝負。二ゴロ併殺に仕留め、ペースをつかんだ。五回に味方の失策が絡んで2点を失ったものの、最後は山川を空振り三振斬り。「逃げちゃったら、今までみたいに四球が多くなってしまうので、『打たれてもいいか』くらいの気持ちで投げました」と、四球は2にとどめながら強気を貫き、計7三振を奪う好投でチームの勝利に貢献した。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい