ファイターズ
伊藤大海10勝は大黒天神のご加護 函館の寺で家族も厄払い
■日本ハム3-1楽天(2日、楽天生命パーク)
初詣で目を奪われる
「大黒天神」の御利益を受けて、チームの「大黒柱」を担っている。今年の正月、伊藤大海投手(25)は家族とともに函館山の麓にある「妙心寺」へ初詣に出かけた。お礼参りを兼ねた訪問で、優しくほほ笑む「大黒天神」に目を奪われたという。
商売繁盛や出世開運で知られる七福神の一人。戦いの神様としての一面も持ち「袋の中に不平、不満とか詰め込んで笑顔でいるらしいです。その話がいいなと思いました」と感銘を受けた。
「妙心寺」は超強力なパワースポットでもある。1年目の昨季は開幕から勝ち星に恵まれなかったが、母・正美さんが伊藤の名前で厄除けのおはらいをした直後にプロ初勝利をマークした。
シーズン中は母がお参り
シーズン中は伊藤に代わって、正美さんが「大海が野球で、いい戦いができるようにお参りさせてもらっています。後半戦の前にも行きました」と手を合わせる。家族のサポートもあり、達成した2年連続の2桁勝利だった。