Vリーグ
2022/09/02 23:40

サフィルヴァ初の外国人選手ペンローズ入団 豪快サーブでV1昇格貢献だ

サフィルヴァ初の外国人選手となったペンローズ

 バレーボール男子V2リーグのサフィルヴァ北海道は2日、創設以来初の新外国人選手となるジェイレン・ペンローズ(27、米国)の入団記者会見を札幌市内で行った。身長207センチとチーム一の高さを誇るオポジットが得意のサーブでV1昇格に貢献する。

207センチの長身生かしたプレー持ち味

 「あだ名? 簡単だからファンには『ジェイ』と呼んでほしいよ」と陽気なアメリカンは口にした。ペンローズの持ち味は長身を生かした豪快なサーブとアタック、ブロック。チームを鼓舞する闘志にも定評がある。

 特にサーブには上杉徹監督も「合流した初日から良さが目立っている。かなりの武器になる」と手応えを感じている。全米大学とドイツ・ブンデスリーガ2019―20シーズンでベストサーバー賞を獲得したほどだ。

 高さやフィジカルの強さを生かしたスタイルに加え、日本のテクニカルな部分を吸収することがキャリアに生きると考え、入団を選択した。「初日にスシを食べた。生ものが初めてだったけど、とても気に入ったよ。チームメートも優しいし、もう北海道がホームという気分だよ」と笑う。

 攻撃的スタイルでV1昇格を目指すチームに大きなアクセントを加えてくれそうだ。

 ■プロフィール 

ジェイレン ペンローズ  (Jaren・Penrose) 1994年12月9日、アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。207センチ、90キロ。10歳からバレーボールを始める。高校時代はバスケットボールと両立していたが4年時から「走りたくないから(笑)」とバレーに専念。2018年からチェコ(18―19)、ドイツ(19―20、20―21)、スイス(21―22)のプロリーグでプレー。家族は両親。

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