全治３カ月で今季中の復帰は絶望的

　日本ハムは５日、宮西尚生投手（３７）が６日に札幌市内の病院で左肘クリーニング手術を行うと発表した。全治３カ月の見通し。今季中の復帰は絶望的となった。

　今季は中継ぎで２４試合に登板し、０勝３敗、７ホールド、１セーブ、防御率５.６６の成績だった。通算３８０ホールド、４１６ホールドポイントはＮＰＢ最多。入団１年目の２００８年から１４年連続で５０試合以上に登板してきたが、今季で記録は途切れていた。

　宮西は「シーズン中にもかかわらず手術することになり、チームに迷惑をかけて申し訳ない気持ちです。また、この年で手術するという決断を尊重してくれた球団に感謝したいです。自分自身この先どうなるか分からないですが、残された野球人生を悔いなく投げられるよう、リハビリを頑張ります」とコメントした。