《BIGBOSS VOICE》松本剛7、8試合はバント中心「チャンスは逃したくない」
■日本ハム3-2オリックス(7日、札幌ドーム)
―激戦だった
「井口君。自分で(ピンチを)つくって抑える。(井口の投球前に右手を上げる動作をまねして)ツル投法ですね」
―清宮が二塁打2本
「良かったでしょ、コンパクトにね。きょうはメンディー(アルカンタラ)と石井君にちょっと(バットを)短く持っていってみようと。昔の良いバッターはそうだったじゃないですか。映像でしか見たことないけど、王さんにしても野村さんにしても長嶋さんにしても。(指)3本ぐらい空いていたんじゃないかな。その分バットが長かったかな? それは分からないけど。コントロールしやすい」
―松本剛に3度、バントのサイン
「足の状態もそんなに良くないし、打席も稼げるし、(スクイズなら)打点もつく。慌てて走らなくてもいい。きょうはイメージ的に走者がいたらバント。追い込まれてもバント。器用なバッターなんで、何とかコンッてね。(七回のスクイズ失敗は)何とかもう1点入れて投手を楽にさせたかった。でも難しかったですね、ボールが。2ストライク後のスクイズは決まっているイメージがあるんですけど、失敗したら僕のせいで、成功したら選手のおかげ。真っすぐが来ると思ったんですけどね、インコース。難しかったですね」
―松本剛は当面はバント中心か
「そうですね。(オリックスの)吉田正君を抑えて、松本君が打席を稼ぐ。足の状態が上がってくれば別ですよ。足の状態も考えながらあと7、8試合は。この(首位打者の)チャンスは逃したくないなというのはありますね」
―打順は4番か
「近藤君が出塁するでしょ? 四球が多いので、並べたいなと。清宮君の後ろでも面白い。以外と四球多い。上川畑君の後ろでも面白い。あ、谷内君の後ろでもいい」
―八回、捕球するフリをした万波の守備は
「(吉田正の)あの打球が完璧。あの低さであそこまで飛ぶとはランナーは思わない。あのライナーは、野手の正面だと思いますよね? それくらいの低さ、速さ。(オリックスの二塁走者が生還できなかったのは)万波君の手(捕球すると見せかけたフェイク)のせいじゃない。聞いてみないと分からないけど」
―日本ハムがパ・リーグ優勝争いのキーになる
「盛り上げるポイントにはなりますよね。選手は一生懸命にポジションを奪いたい。そういう気持ちでしかやっていないと思う」