《BIGBOSS VOICE》メネズの巧みなけん制に「余裕があるんでしょうね」
■日本ハム2-10ロッテ(8日、ZOZOマリンスタジアム)
―来日初先発のメネズが好投した
「ねぇ、良かった。ノーヒットだったけど、5回までというイメージで。彼もテストというのは(分かっていた)。5回まで投げるというイメージで。もう1回…6回投げるということは(なかった)。5回までいってどうだろうと」
―スライダーが良かった
「いや、真っすぐが良かったですよ。うん。ちょうど、右肩がバッターに向かっていって見づらい。打席に立っていないから分からないけど、真っすぐに結構、差し込まれているから。ピッチングフォームはスライダーピッチャーっぽい感じの投げ方で、バッターがスライダーを待ちながらの真っすぐが意外とピッと来ているのが打ちづらいんじゃないかなと思うんですけどね」
―空振りも多かった
「(相手打者は)低めに集まるピッチャーというイメージはあると思うんですよ。ちょっと浮いてきたからって振ったら当たらないというイメージじゃないかな。で、フォアボールがあんまり多くないので、見てる方としては良いテンポでも投げている」
―先発の適性を見たかった
「そうです。だいぶ前から言っていましたけどね。はじめは調整をして、先発へ向けてやっていって、きょうが『よし、いこう』っていうね。たぶん70球くらいのイメージで5回。例えば、ポンポンポンと抑えて6回70球だったら(七回も)いっていたかもしれない。本人が一番、納得しているんじゃないかな。けん制でしっかり、ランナーを刺す」
―けん制は足の使い方がうまいのか
「余裕があるんじゃないですか? 走ってくるだろう…だろう…だろう…で、ホームに投げるピッチングができている。結構、刺しますもんね。見た中でも3回か。余裕があるんでしょうね。軸足で待てる」