高校野球
札第一・成沢が先制点呼び込む左前打 目標はセンバツ出場の父超えだ!
▽秋季全道高校野球支部大会 札幌支部Cブロック2回戦 札第一8-1札静修(10日、札幌円山)
7番・成沢柊弥二塁手(1年)が二回1死一、二塁の先制機で「先輩がチャンスでつないでくれた」と左前打。左翼手の失策で打点はつかなかったが、チームに流れを引き寄せた。父は1993年春の選抜甲子園に初出場した知内の元エース・啓治さん。小学時にはファイターズジュニアに選出された。札第一の菊池雄人監督(50)は父の札教大時代の先輩で、小玉和幸部長(47)も同大で同期。「いい野球だなと感じた」と強豪への進学を決めた。「甲子園に行って、お父さんを超えられるようになりたい」と大きな夢を抱き、全力を尽くす。