Vリーグ
サフィルヴァ 新ユニ披露 柳川がデザイン
V2男子のサフィルヴァ北海道は26日、札幌市内で新ユニホームの発表会見を行った。デザインを手掛けたのは、札幌の総合広告代理店でプランナーとして働く、昨季加入の柳川大知(31)。大学やタイリーグ時代に培ったデザインのノウハウを生かした。コート内での躍動にも期待がかかる“二刀流プレーヤー”が今季、チームをV1昇格へ導く。
柳川プロデュース第1弾は、チームカラーの黄色とロゴの「S」を取り入れた今季の試合着。「ユニホームをデザインしたのは初めてだったんですけど、カッコイイと思う。自分が作ったユニホームでVリーグの舞台で試合ができるというのがとても幸せ」。ポスターやグッズなど第2、第3弾も進行中だ。
愛知教大で製品デザインを学んだ。サフィルヴァ加入前にプレーしていたタイではシーズン終了後に代理店勤務。今は、各市町村のブランディングなど、幅広いデザインを手がけている。
今回のプロジェクトは5月にスタート。完成までに10以上のデザインを作成したという。チームメートからも好評で、阿部誠樹新主将(23)は「僕らもこれを着て早く試合がしたい」と士気も上がっている。
選手としても結果を残す。オポジットの柳川は昨季、左膝を痛めていた影響もあり、リーグ戦4試合の出場にとどまった。「点数を取らなければいけないポジション。スパイクの効果率をしっかりと上げていくことが重要。ギアを上げていきたい」。10月30日のリーグ開幕へ、準備を整える。(西川薫)