高校野球
札龍谷が接戦制し2季連続道大会 児島先制&突き放し打
▽秋季全道高校野球支部大会 札幌支部Dブロック代表決定戦 札龍谷4-3札国際情報(13日、札幌麻生)
成長示す1点差勝利
札龍谷が2季連続での道大会進出を果たした。一回に先制すると、一度も追いつかれることなく勝利を手にした寺西直貴監督(52)は「リードしている感じはしなかった」と、試合後にようやく安堵の表情を浮かべた。
南大会でもスタメン出場した2人がチームをけん引した。一回、先頭の内海耀介遊撃手(2年)が左前打で出塁すると、すぐさま盗塁。1死二塁で3番・児島圭一捕手(2年)が先制の左前適時打を放った。1点差に迫られた七回にも1死から内海が死球で出塁。盗塁と暴投で三進すると、2死三塁からまたも児島が右越え適時二塁打を放って再び突き放した。
南大会1回戦の知内戦では、先制するも2―3で逆転負けした。児島は「夏は1点差で負けた。(この試合を)1点差で勝てたのは大きい」。接戦を制した粘り強さを全道大会でも発揮する。