■日本ハム１１－３ロッテ（１３日、ZOZOマリンスタジアム）

　首位打者へ加速だ。松本剛外野手（２９）が３安打固め打ちで、打率を.３５０まで上昇させた。猛打賞は今季１１度目で、左膝骨折後は初。２点を追った四回には左前へ反撃の口火を切る適時打を放ち「攻めて、攻めて、攻めまくります」と気迫十分のコメントを残した。

　七回の第４打席で３本目の安打をマークするとお役御免。この日は３打数３安打１四球だった。２位のオリックス・吉田正は.３２５でセーフティーリードを保っている。

　新庄監督は「３安打はでかい。今後はちょっと休ませながら。足と相談しながら」と起用法に言及。続けて「あす（１４日）は出します。（ロッテ先発）佐々木君。首位打者と今の日本を代表するエース。どういうポテンヒットを打つか―」と冗談を交えながら、攻略に期待を込めていた。