ファイターズ
九回代打・清宮 同点犠飛に「チャンスをつくってくれたおかげ」
■日本ハム2-3オリックス(15日、京セラドーム)
1点を追う九回、清宮幸太郎内野手(23)が代打でビッグボスの期待に応えた。1死一、三塁の好機で登場し、オリックスの守護神・平野佳と対戦。カウント2-1からの内角球をうまくさばき、右翼への犠飛を放った。
一時同点となる貴重な一打。「チャンスをつくってくれた皆さんのおかげで、追いつくことができたと思います」と好機を演出したチームメートに感謝した。延長十一回の第2打席でも左前打をマーク。その後は盗塁死したが、敗戦の中で存在感を示した。
高卒5年目の今季は、ここまで118試合に出場し、打率こそ.206だが、42打点と15本塁打はチームトップ。13日のロッテ戦では2本塁打5打点と大活躍するなど、徐々に飛躍の兆しを見せ始めている。