ファイターズ
好調・上川畑が打線けん引2安打2打点 9月の打率.365に
■日本ハム4-7ロッテ(18日、札幌ドーム)
守備でも魅せて来季レギュラー獲りへ猛アピール
前夜にプロ初のサヨナラ打を放った上川畑大悟内野手(25)が、またも輝いた。まずは好調なバットで魅せた。二回2死一、二塁で、一時は勝ち越しとなる右中間を破る2点三塁打。一回にも遊撃内野安打と2安打2打点で攻撃陣をけん引した。
さらに持ち前の堅守も健在。二回の守備では、1死二塁で松川の放ったセンターに抜けそうなゴロを難なく好捕し、アウトを重ねた。9月は打率.365を記録するなど、来季のレギュラー獲りへ猛アピールを続けている。
前日17日に試合を決めた際、「サヨナラヒットを打ったことないと思う」と話していたが、NTT東日本時代だった昨年の都市対抗予選で記録していた。「打球が(良くない)打球だったので、記憶から消してました。打ってましたね」と苦笑いした。
充実のルーキーイヤーを過ごしているが、この日の敗戦でチームは最下位が確定した。「残りの試合もある。プレーや姿勢、取り組み方とか、そういうところを見せていけたら」と全力プレーを誓った。来季は主力となり、チームの順位を押し上げる。