ファイターズ
ポンセ6回3失点粘投も白星ならず 失策の今川を励ました
■日本ハム4-7ロッテ(18日、札幌ドーム)
〝おとこ気投球〟も勝利につながらなかった。先発したコディ・ポンセ投手(28)は6回5安打3失点(自責2)でリリーフ陣につないだが、最後は石川直が崩れ、逆転負けを喫した。
明らかに本調子ではなかった。五回まで毎回、四球を与えるなど制球が乱れた。三回までに2点を失うと、1点リードの四回には左翼・今川の適時失策で同点に追いつかれた。
しかし、助っ人右腕は気落ちすることなく、むしろ今川を激励した。「起こったことなので、もう心配しないで。また同じシチュエーションをつくるから、その時は捕ってくれ」と声をかけた。その後、五、六回と無失点で粘りを見せたポンセの気概は、チーム全体に伝わったはずだ。