Bリーグ
レバンガがB3岩手に敗戦 佐古HC「非常に良くない」 Bリーグ東北カップ
■Bリーグ東北カップ3位決定戦 レバンガ北海道87ー92岩手ビッグブルズ 最終日(19日、秋田・タクミアリーナ)
3位決定戦と決勝が行われ、3位決定戦でB1レバンガ北海道はB3岩手に延長戦の末、87―92で敗れて4位に終わった。レバンガは前半を32―37で折り返し、第3クオーター(Q)に57―54と逆転したが、リードを広げられずに5分間の延長戦に突入。3点シュートを3本決められるなどして突き放された。決勝は秋田がSR渋谷とのB1対決を95―75で制し優勝した。
守備にほころび…3点シュート次々と献上
B3の岩手に負け、レバンガの佐古HCは「B1でチャンピオンシップを狙いにいく前に、こういう形で悪いゲームをやってしまうのは非常に良くない」と言った。
SR渋谷と競った前日とは一変、守りの出足が鈍かった。ボールを持った選手への寄せが遅く、次々と3点シュートを決められた。1試合で14本。延長戦だけでも3本を与えて引き離された。
連戦は相手も同じだ。主将のPG橋本は試合の入り方に差があったと指摘。3分過ぎまで得点を奪えず後手に回った。さらにPG松下が太ももの違和感で欠場し、第3QにはPFマーフィーが右足首を痛めて退き、気落ちも隠せなかった。
会場は格下の東北チームを大きな拍手で後押し。「長いシーズンを考えれば十分にありうるシチュエーション。言い訳にならない。こういう部分が今のわれわれの弱さ」と指揮官は受け止めた。