大学・社会人野球
2022/09/19 23:35

星槎道都大4季ぶりV 二宮監督「勝因はピッチャー」 神宮切符懸け道地区代表決定戦へ 

優勝が決まりスタンドにあいさつする星槎道都大ナイン

■札幌6大学野球秋季リーグ戦 第2節第4日(19日、札幌円山)

試合は降雨ノーゲームも2位・北海学園大敗れ決定

 首位の星槎道都大を2勝差で追っていた2位の北海学園大が第1試合で北大に敗れたため、2試合を残して星槎道都大の春秋通じて4季ぶり17度目の優勝が決まった。第2試合の星槎道都大―札大谷大は一回途中で降雨ノーゲームとなり、22日に順延された。星槎道都大は明治神宮大会(11月、東京)の出場権を懸け、道地区代表決定戦(10月)で道6大学秋季リーグ優勝校と対戦する。

右のエース伊東「全国で活躍したい思いで成長してきた」

 「優勝したぞ!」。星槎道都大ナインは降雨ノーゲームが決まるとベンチ前で輪になり、4季ぶり優勝の喜びを分かち合った。二宮監督はリーグ戦を振り返り「勝因はピッチャー。伊東と滝田がよく投げてくれた」と、左右両エースの貢献をたたえた。

 この日先発予定だった右の伊東(旭北)は最速150キロの速球で先発、抑えとフル回転の活躍。リーグ戦5試合目、3季連続制覇を狙う東海大札幌との一戦では先発し、1失点完投で勝利を呼び込んだ。左の滝田(寿都)も先発で3試合に登板し、いずれも勝利を挙げた。

 この二人の成長がチーム力を押し上げた。二宮監督は「投手陣は全国レベル」と太鼓判を押す。明治神宮大会は2017年に準優勝して以来、出場できていない。伊東は「全国で活躍したい思いで成長してきた。代表決定戦はとにかく自分の投球をしたい」と意気込んだ。

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