夏季スポーツ
立命館慶祥・高校日本代表候補CTB三浦を軸に初の花園狙う 21日から全道高校ラグビー
全道高校ラグビー南・北選手権が21日、旭川市東光スポーツ公園球技場で開幕する。20日には公式練習が行われた。14年連続出場となる立命館慶祥は高校日本代表候補に選ばれたCTB三浦遼太郎(3年)を擁し、初の花園出場を狙う。まずは1回戦の函工戦に照準を合わせ、連係プレーなどを入念に確認した。
実力十分!国体メンバーに7人選出
悲願の花園へ向け、いよいよ南大会が幕を開ける。前日練習で約2時間、体を動かした立命館慶祥の選手たち。久保田慧主将(3年)は「隙を与えず、手堅い試合をして勝ち、決勝まで勝ち進みたい」と気合を入れた。
勝ち上がる実力は十分にある。同校から過去最多の7人が2022栃木国体U18北海道代表に選ばれた。全国大会常連の札山の手の11人に次ぐ人数だ。
その中でも注目は高校日本代表候補にも選ばれた三浦。チームの核をなすセンターは強みであるタックルで、ボールを奪い、仲間につなげる。
札山の手撃破へ 三浦「チーム力で相手ディフェンス翻弄したい」
今大会の優勝候補筆頭はやはり、5連覇を目指す札山の手だ。対戦となれば、互いに決勝まで勝ち上がらなければいけない。三浦は「自分の強みとチーム力で相手ディフェンスを翻弄して勝ちたい」と強豪校との激突を熱望。さらには撃破をもくろむ。
チームの目標は「花園2勝」だ。千里の道も一歩から―。まずは初戦を突破し、勢いに乗る。