〝センター〟中島が適時二塁打「初球から積極的にいきました」

■日本ハム１－３ソフトバンク（２０日、札幌ドーム）

　本来は遊撃手の中島卓也内野手（３１）が「１番・中堅」で先発し、チーム唯一の打点を挙げた。３点ビハインドの六回、１死二塁の好機で石川の初球を捉え、右翼線への適時二塁打をマーク。「チャンスだったので、初球から積極的にいきました。何とか点を取ることができて良かったです」と喜びつつ、「センター頑張ります！」と守備での貢献を誓っていた。

　直近で先発した５試合は、全て中堅を任された。新庄ビッグボスは来季も見据え、高い走力を持つ中島の広い守備範囲に期待を寄せている。この日、飛球を処理する機会はなかったが、やる気は十分。プロ１４年目の３１歳が、新たな定位置を勝ち取りにいく。