夏季スポーツ
2022/09/22 23:50

立命館慶祥が11年ぶり決勝進出! FB本田のトライ&キックで逆転 全道高校ラグビー南・北選手権

前半21分、立命館慶祥のFB本田がトライを決める

▽全道高校ラグビー南・北選手権 第2日 南大会準決勝 立命館慶祥41-21函ラサール (22日、旭川市東光スポーツ公園球技場)

 準決勝4試合が行われた。南大会は、立命館慶祥がFB本田偉士(いし、3年)のトライからの逆転コンバージョンキックで函ラサールに41―21で勝利した。11年ぶりの決勝は強豪・札山の手と激突する。

函ラサールに13年ぶり勝利「ホッとしてるけど通過点」

 立命館慶祥が快進撃を見せている。21日の初戦は函工に南大会最多154得点で勝利し、続く函ラサールとの準決勝でも20点差で勝利した。

 前半2分に先制するも一時は逆転を許した。12―14の2点ビハインドで迎えた前半21分、敵陣10メートル付近でのラインアウトから右に展開し、ボールを受けたFB本田がそのままトライ。その後のコンバージョンキックも自ら決めて再逆転した。「(CTB)三浦からラッキーでボールを受けてのトライ。きょうは味方のサポートを意識していた。それが報われた」と、さわやかな汗を拭った。

 南大会で13年ぶりに函ラサールから勝利。本田は「ホッとしてるけど通過点。札山の手に勝って優勝するのが南大会での目標」と先を見据える。

兄・祥真さんの前で札山の手撃破だ

 同校ラグビー部出身で現在も時折練習に訪れる兄・祥真さんに誓っている。「兄の前で札山の手に勝利してない。兄からも見せてと言われている」と気を引き締めた。

 花園初出場を懸けて挑む王者・札山の手との一戦は、24日。ミラクルを起こせるか注目だ。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい