ファイターズ
元日本ハム・斎藤佑樹氏が札幌ドームへ感謝の写真展「ファンが見られない裏側も撮りました」
思い込めた14点 28日まで札幌ドームで展示
昨季限りで現役を引退した元日本ハムの斎藤佑樹氏(34)が、24日から28日まで行われる「FINAL GAMES 2022」期間中に札幌ドームで写真展を開催する。23日にメディア公開され、「ファイターズファンの皆さんが、札幌ドームでの思い出を振り返ってもらえる空間にしたい」と思いを明かした。
球場の三塁側1階コンコースに、思いを込めてシャッターを切った14点の写真が並ぶ。札幌ドーム最後のホームゲーム5連戦でのお披露目を前に斎藤氏が現地を訪れた。
カメラの腕前がプロ級の斎藤氏に、球団が写真展の開催をオファー。「札幌ドームに対して感謝の思いもある。恩返ししたい」と快諾し、7月の試合日に1日かけて撮影を行った。
「ちょっとしたエピソードも書いてあるので見てほしい」
テーマは「お世話になった札幌ドームに感謝の思いを伝えたい」。自ら撮影場所を選んだ。展示写真には題名と共に「ちょっとしたエピソードも書いてあるので見てほしい」と工夫を凝らした。
「ファンが見られない裏側も撮りました」と、監督室でペンを持ち、真剣なまなざしを向ける新庄監督のショットも。「なかなか知ることがないビッグボスの姿をお伝えしたかった」と意図を明かした。
撮影中には、悔しい思いを何度も味わったベンチに座って、思いを巡らせる場面もあった。「札幌ドームでは良い思い出があまり多くない。それだけ一流の選手がいる場所でプレーできた。それは誇りにしたいです」としみじみ。こだわりが詰まったショットが札幌ドームのラストを彩る。