ドラ1達が25日プロ初先発「力むことなく、普通に」一流との対戦から学ぶ
注目のマウンドも気負いなし
ドラフト1位ルーキーの達孝太投手(18)が25日、札幌ドームで行われる楽天戦に先発し、1軍デビューを飾る。24日はチームに合流し、最終調整した。注目される初登板も気負いはなく「ファームでも結構投げてきたので、力むことなく、今まで通り普通に投げたい」と普段着の投球を誓った。
開幕投手を務めた北山を筆頭に、多くの新人が早い段階で1軍の舞台を踏んだが、全く焦りはなかったという。球団の育成方針に沿って体づくりに主眼を置き、黙々と鍛錬の日々を過ごした。
浅村、島内ら好打者ズラリ「自分の実力を知る機会」
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平均球速が上がるなど、成果は表れ「求められているものは人それぞれ違うと思っている。そこに関しては周りと比較するのではなく、自分自身の比較」と受け止めていた。
楽天打線には浅村、島内らリーグを代表する強打者がいる。一流との対戦で得られるものがあるはずだ。「1軍の打者と対戦できるのは自分の実力を知る機会になりますし、来年に向けての課題もたぶん出ると思うので、そこは感じ取りながら投げたい」。未来のエース候補は18歳の今、どんな投球を見せるのか。本拠地のファンの前でベールを脱ぐ。