ファイターズ
2022/09/25 23:47

ドラ1・達が3回1安打0封デビュー「全く緊張せず、自分のボールが投げられた」

さすがはドラ1右腕! デビュー戦で堂々の3回無失点と好投した達

■日本ハム0-6楽天(25日、札幌ドーム)

 18歳とは思えないほど、落ち着いていた。期待の大型ドラ1・達孝太投手(18)が堂々のデビューだ。3四球などで毎回走者を背負ったが、先発で予定の3回を投げきり、1安打無失点。0奪三振を課題に挙げつつも、「もっと緊張するかなと思ったんですけど、全く緊張せずに、自分のボールが投げられた。しっかり来年に生かしていきたいです」と充実感をにじませた。

プロ1球目は147キロ直球

 記念のプロ1球目は147キロの直球で、山崎を二ゴロに打ち取った。一回は2死から浅村、島内に連続四球。ピンチを招くも、続く辰己を中飛に仕留め切り抜けた。二、三回も冷静なマウンドさばきで、得点を許さず。この日最速は148キロを計測し、降板後にはビッグボスから「良いボールを投げていたね」と褒められた。ベンチで握手とグータッチを交わし、初々しい笑みがこぼれた。

 日本ハムの北海道移転後、初の開幕戦が行われた2004年3月27日に生まれた。幼稚園の年長で、身長は130センチ超。「幼稚園児は電車が無料なのに改札が閉まったり、食べ放題に行ったら大人料金だったり」と、幼少期は嫌な思いもしたが、今は194センチから投げ下ろす直球が自他共に認める最大の武器だ。

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