高校野球
2022/09/27 23:55

札幌創成高野球部の遠田監督が退任 前白樺監督の戸出氏が新監督に

札幌創成の新監督に就任した白樺監督時代の戸出氏

すでに道高野連に届け出済み

 今夏の全国高校野球選手権南北海道大会に出場した札幌創成の遠田誠治監督(58)が退任したことが27日までに明らかになった。後任は、この春に白樺を退職し、コーチ・顧問として同校に赴任した戸出直樹氏(46)。関係者によると、すでに道高野連に届け出済みで、9月中旬には保護者説明会を開催。新体制でスタートしている。チームは今秋、札幌支部一回戦で敗退していた。

 遠田監督は、プロ野球・中日で内野手としてプレー。2014年に同校のコーチに就くと、2016年4月に監督に就任。同年秋にチームを初めて全道大会に導くなど夏は3度、秋は2度、道大会へ出場している。19年夏の南北海道大会では同校最高成績タイの8強入りを果たし、エースの竹内龍臣投手(20)は同年秋のドラフト会議で6位指名で中日入りした。

 一方、戸出新監督は、白樺卒業後に札大を経て1998年4月に母校の監督に就任。2006年に北大会を初制覇して初の甲子園に導くと、2度目の出場となった11年夏の甲子園では、延長戦の末に鳥取商を下して甲子園初勝利。昨秋までに春1度、夏は3度の甲子園に出場した。新天地での手腕が期待される。
 

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