Bリーグ
レバンガ開幕戦白星逃すも補強組光った! SGラモス、SG/SF高橋が躍動
■Bリーグ1部 第1節 レバンガ90-95秋田(1日、札幌・ 北海きたえーる)
4Qに猛追も秋田にあと一歩及ばず
B1レバンガ北海道がシーズン開幕戦で白星を逃した。PF/Cショーン・ロング(29)などの攻撃で90点を奪ったものの、秋田に3点シュートを18本決められ、主導権を握ることができなかった。第4クオーター(Q)には、SGドワイト・ラモス(24)の3点シュートなどで猛追したが、あと一歩届かなかった。2日もホームで秋田と対戦する。
スタートダッシュで一時9点リード
決して悪い出来ではなかった。序盤は動きの硬い秋田を尻目にロングやPFモータムらが得点を重ね、スタートダッシュに成功。一時はリードを9点まで広げ、会場を沸かせた。
だが、昨季のチャンピオンシップ(CS)出場チームは、そう甘くなかった。秋田は第1Q終盤から3点シュートが入り始め、第2Qだけで7本を決められた。レバンガの守備陣形が整う前に躊躇(ちゅうちょ)なく3点シュートを決められ翻弄された。佐古HCは「2Qにアップテンポの中から3連続で決められ、イニシアチブを握られた」と、守備が緩慢になった一瞬の隙を突かれた事を悔やんだ。
ウイングからの攻撃増え弱点克服
ただ、手応えもあった。流れが悪い時間帯には新加入のラモス、SG/SF高橋がドライブからの得点や3点シュートを決め、弱点だったウイングからの攻撃が増えた。指揮官は「ドワイトも高橋も頼もしい結果を残してくれた」と今季補強した選手の活躍を喜んだ。
勝率5割、初のCS出場を目指す今季のレバンガにとって連敗は絶対に避けなければならない。ラモスは「改善の余地は十分にある。あす(2日)は違う結果を勝ち取れる」と気を引き締め直した。昨季、3点シュート成功率リーグ1位の秋田を攻略し、今季初勝利を狙う。