ファイターズ
2022/10/02 06:00

「清宮君に20本狙わせる」新庄監督が今季最終戦での2発を厳命「四球はだめだぞ」

2本のアーチを描くぞ! 新庄監督(右)と稲葉GM(中央)が話す中、打撃練習の準備をする清宮(撮影・桜田史宏)

 20発打て! 日本ハムの新庄剛志監督(50)が今季最終戦となる2日の西武戦(ベルーナドーム)に合わせ、清宮幸太郎内野手(23)に本塁打20本指令を出した。現在は18本。打席を多く回すために「1番・三塁」で起用し、主砲候補の背中を押す。

「1番・三塁」で打席増「全打席ホームラン狙いで」

 たとえ消化試合だとしても、貴重な公式戦をムダにはしない。新庄監督は発展途上の清宮にあえてタフな挑戦を持ちかけた。シーズン最終戦のテーマとして「清宮君に20本を狙わせる。1番サードで」と予告。1試合2本の過酷なノルマを課した上で、到達を強く望んだ。

 今季のパ・リーグで、ここまで本塁打を20本以上マークしているのは、山川(西武)、浅村(楽天)、柳田(ソフトバンク)、吉田正(オリックス)の4人しかいない。いずれも球界を代表する強打者だ。広い札幌ドームを本拠地としながら、彼らに続くことができたら、大きな自信につながる。

現在打率.221も「2割2分いったからといって、全くレギュラーじゃないから」

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