コンサドーレ
2022/10/01 23:35

札幌 聖地・厚別でホーム25年ぶり川崎撃破!後半ロスタイム12分に小柏が決勝弾

VAR検証や故障者の治療などで時間が延び、迎えた後半ロスタイム12分。FW小柏が劇的決勝ゴールを決めて喜びを爆発させた(撮影・金田翔)

■札幌4-3川崎(1日、札幌厚別公園競技場)

 伝説の勝利再現だ! リーグ11位の北海道コンサドーレ札幌は1日、ホームで2位の川崎と激しいシーソーゲームを繰り広げ、4―3で逆転勝利した。後半ロスタイム12分にFW小柏剛(24)が値千金の決勝弾を沈めて決着。1997年5月25日に同じ相手、同じスコアで勝った伝説の逆転勝利以来、今季最後の〝聖地・厚別〟で25年ぶりに川崎から勝利した。順位は変わらず11位だが、勝ち点は38まで積み上げ、残留争いから抜け出す大きな1勝となった。

先制点献上も直後にMFルーカス同点弾

 劇的逆転勝利! やはり厚別は〝聖地〟だった。札幌は昨年、一昨年のリーグ王者で、現在2位につける常勝軍団・川崎から2020年11月3日以来、さらにホームではJFL時代の1997年5月25日に同競技場で行われた伝説の逆転勝利以来の勝利を収めた。

 札幌はホームで2連勝後、前節は敵地で首位・横浜Mと引き分け、勢いに乗っていた。前半30分にPKで先制点を献上したが、直後の33分にMFルーカスがエリア内のこぼれ球に反応。うまくさばき、同点弾を決めた。

 さらに同40分、ボールを持ち込んだルーカスがエリア内で倒されPK獲得。キッカーのFW興梠は落ち着いて相手GKの逆をつき、左ゴールネットを揺らし勝ち越しに成功。2―1で前半を折り返したが、後半は川崎の猛攻が待っていた。同15分に同点とされ、同24分には〝札幌キラー〟のFW小林に通算12点目となる逆転ゴールを許した。

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