ファイターズ
2022/10/03 05:00

伊藤大海が2年目シーズンを総括 2年連続2桁勝利も辛口評価「9敗している。もっとできたし、努力不足」

2年連続2桁勝利を達成した伊藤(右)だが自己評価は辛口。抑え適性も示し、来季へさらなる活躍を期待したい

「先発したい自分と、要望に応えたい自分。体が2つに分かれたらいいな」

 日本ハムの伊藤大海投手(25)がプロ2年目のシーズンを振り返った。球団では34年ぶりとなるルーキーイヤーから2年連続2桁勝利を達成した。それでも「10勝してますけど、9敗している。もっとできたし、自分の努力不足と思います」と厳しく自己評価した。

 満足感は一切ないというが、2年目のジンクスを打破した。9月26日の楽天戦(札幌ドーム)では1点リードの九回から登板し、3者凡退。プロ初セーブをマークした。新庄監督発案の抑えテストで完璧なピッチングを披露し、リリーフ適性を示した。

 現在の心境は「先発をしたい自分もいれば、勝つためのピースとして、ビッグボスの要望に応えたいと思う自分もいる」。それだけに「どっちも楽しいのは楽しいので。体が2つに分かれたらいいなと思います」と悩ましい。

 オフシーズンに突入し、目下の課題は「最近、肌荒れがひどいので、肌をきれいにしたいです」。お肌のコンディションを整え、フル回転が期待される来季に向けてレベルアップに励む。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい