高校野球
北海1年・片岡が好調4の4 連続出塁「7」に 秋季全道高校野球
▽秋季全道高校野球2回戦 北海4-2滝川(2日、札幌円山)
北海は、1番・片岡誠亮中堅手(1年)が4打数4安打でチームをけん引、4―2で滝川を下して2年ぶりに8強入りした。
「後ろにつなぐことを意識していた」
リードオフマンが、巧みなバットコントロールで広角に単打を4本。「後ろにつなぐことだけを意識していた」と、1回戦からの連続出塁を「7」に伸ばした。支部からの通算出塁率も.750と好調。毎日のトスバッティングでは、左右片手ずつと両手で各30球を1バウンドで投手に返すことをノルマに課して精度を上げた。五回には1死一、三塁から「1番の武器」という二盗を決め、後続の単打で一気に本塁を陥れた。平川敦監督(51)も「センスがある」と認める巧打者が、好機を演出する。