【総括】上川畑「けがは悔しかったですけど、それなりの結果残せて良かった」 新人王は「全然無理」
―今季はどういうシーズンだったか
「社会人卒で、即戦力と思って入ってきた。最初のけがは少し悔しかったですけど、途中から1軍に上がることができて、それなりの結果は残せたと思うので、まずは良かった」
―春季キャンプ中に、けがで離脱。焦りはあったか
「1軍のキャンプを4日間くらい経験して、ある程度雰囲気は分かったので、焦りはなかった。6月ごろにしっかり照準を合わせてやっていこうという気持ちでした」
同期の北山、水野の活躍刺激に「負けてられないという気持ちで練習していた」
―同期の北山が開幕投手を務め、水野は本拠地開幕戦で出場した。刺激になったか
「同期がテレビ越しで活躍している姿は刺激になりましたし、負けていられないという気持ちで、鎌ケ谷で練習していました。すごくいい存在というか、刺激になったと思います」
―打撃に関してはどうだったか
「ある程度の打撃成績は残っていますけど、プロの一流の真っすぐ、変化球を体感してみて、そう簡単には打てないなという気持ちが強いので、また来年、結果を残せるように頑張っていきたい」
―社会人とプロの差は感じたか
「やっぱりキレやスピードの部分で、違うなと思いました」
―勝負強さが光った、チャンスで意識していることは
「チャンスの場面だけではないですが、しっかり場面、状況を考えて狙い球を絞って打席に入るようにしている」
―シーズンで3失策。守備に関してはどうだったか
「見えないエラーも何個かありましたし、3つ(エラーを)したという事実もあります。守備で貢献しないといけない選手だと思うので、無失策を目指してこれからやっていきたい」
「すごく体がキツいなと思う場面増えた」来年は体力強化
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
―課題は
「アマチュア時代と比べて試合数が違いますし、80試合しか出ていないですけど、すごく体がキツいなと思う場面が増えた。来年は143試合、全部出られるような体力をつけていかないといけない」
ー終盤は体力的にキツかったか
「そうですね。11連戦とか、過密日程もあって、キツかったです」
―ファンの声援はどうだったか
「ファンがあってのプロ野球というのを、さらに認識した年でもあった。今年は負けが多くて悲しませることが多かったので、来年は勝ちでファンを喜ばせられるように頑張っていきたい」
―新人王を考えたことはあったか
「いや、考えていないです。全然無理ですね。成績を見たら分かると思います」
―西武の水上がいなければ
「いなかったらですからね。いるので(笑)。絶対ないなと思っています」
―プロでやっていける手応えをつかんだシーズンになったか
「半分しか出ていないので、そこはちょっとまだ分からないです。143試合出たときに、今と同じようなことができるのか、分からない。それは来年やってみて、というところ」
「なかなか新婚生活送れていない。ゆっくりしたい」
―離れて暮らす家族とオフにしたいこと
「なかなか新婚生活を送れていない。時間があると思うので、ゆっくりしたい」
―奥さんが支えになった部分は
「最初の方はネガティブになることが多かったので、そういう時は励ましの言葉をくれたので、助かったなと思います」
―新球場でどんなプレーを見せたいか
「まずはショートのレギュラーとして、守備で貢献できる選手にならないといけない。派手な打撃はできないですけど、嫌らしいバッティングができるようにやっていきたい」
―新球場は天然芝になる
「今とは全然(守備の)難しさが変わってくると思う。集中できている時はいいですが、疲れてきた時に集中力が途切れると、エラーをしてしまう。集中力が途切れないように、体力面を強化していきたい」