ファイターズ
2022/10/03 05:00

近藤FA権行使も 球団は大型契約提示で全力慰留へ

押しも押されもせぬ主力に成長した近藤。去就に注目が集まる

■日本ハム4ー2西武(2日、ベルーナドーム)

揺れる胸中「難しいですね。悩んでいます」

 シーズンの全日程が終了し、国内、海外のフリーエージェント(FA)権を持つ日本ハムの近藤健介外野手(29)が自身の去就について「これからかな、という思いはありますけど、難しいですね。悩んでいます」と揺れる胸中を明かした。残留か、他球団移籍を視野に入れた権利行使か、選択が注目される。

 今季が3年契約の最終年。推定年俸は2億5500万円で、上位3人のAランクとみられる。

 近藤は横浜高からドラフト4位で日本ハムに入団し、2012年から11年間、プレーしてきた。19、20年には最高出塁率のタイトルを獲得。今季はけがの影響で規定打席に届かなかったが、打率は3割を超えた。

 球団は選手会長も務める近藤の能力、これまでの貢献を高く評価。大型契約を提示し、引き留めに全力を尽くす構えだ。球団幹部の一人は「誠意を持って交渉することになります」と説明した。

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