清宮が同学年の村上から刺激「すごい目標できた」
日本人最多56号「やりよったっすね」
日本ハム・清宮幸太郎内野手(23)が4日、千葉・鎌ケ谷の球団施設でスタートした秋季練習に参加。前日に同学年のヤクルト・村上宗隆内野手(22)が日本選手のシーズン最多本塁打を58年ぶりに更新する56号を放ったことを受けて、「刺激しかなくないですか? すごい目標ができた」と大興奮だった。
同学年のスラッガーが成し遂げた快挙に、清宮はただただ感服していた。日本人最多56号到達は、ニュース速報で知り「最後の打席ですよね? やりよったっすね。すごいっす。やっぱり、ああいうところで打てるのが役者っすね」と自分のことのように喜んだ。
敬意を表して『村GOD』と呼ぶ村上の動向はチェックしており「僕的には60本いくと思っていた」。60号超えはならなかったが、令和初の三冠王を達成し「すごいですね」と感銘を受けた。
「逆方向であれだけ飛ぶのがすごい」
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同じ左打者でスラッガータイプ。高校時代から練習試合で対戦し、交流を深めてきた。長所を挙げれば「逆方向であれだけ飛ぶのがすごいし、デカくなったのが一番。あと、トップが深くなって、そういうところの変化がすごくある。全部、言い出したら切りないかな」と言う。
「僕はメジャーで見たいです。もう日本はいいだろ」
プロ入り後は交流戦などで激突。守っていて「怖さしかないですね。絶対に(打球が)飛んでくるなと思っていました」と恐怖を感じるほど。さらに「僕はメジャーで見たいです。もう日本はいいだろって感じです」と大きな期待も寄せる。
自身は今季18本塁打を放ち、プロ5年目でキャリアハイを更新。「本当に(1軍に)いさせてもらっただけなので。まだまだっす」と満足していない。『村GOD』から受けた刺激を、6年目の飛躍につなげる。