ファイターズ
畔柳 もう帽子飛ばさない! フォーム改良で〝課題〟克服
首の使い方変え安定「頭の位置ブレない」
もう帽子は飛ばしません! プロ初登板となった9月25日の楽天戦。ドラフト5位の畔柳亨丞投手(19)は投げるたびに帽子を飛ばす姿が話題となったが、このほど投球フォームを改良。〝課題〟を克服した。これで「ひもをつけてもらわないとね」と指摘していた新庄監督も納得してくれそうだ。
秋季練習でのブルペン投球。力投する右腕の帽子が地面に落ちることはなかった。サイズを0.5センチ小さくしただけでなく「投げる時の首の使い方を変えました」。首の前面にある筋肉「胸鎖乳突筋」を使って投げることによって「頭の位置がブレない」理想のフォームを手に入れたという。
1軍での登板を終えて「投げていて一回一回、帽子を拾うのは体力も使うし、ピッチャーゴロやライナーが来た時に危ない」と実感。2日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(鎌ケ谷)から新投法を実践し「飛ばなかった。いいですね」と大きな手応えを得た。
今後はフェニックス・リーグに参加。期間中には新庄監督も視察に訪れる予定だ。ニュー畔柳をアピールしたい。