コンサドーレ
2022/10/12 23:30

痛いハンド判定で札幌またも残留足踏み 後半44分にPK失点で浦和とドロー

後半終了間際に追いつかれてドロー決着。またも残留を確定できず、がっくりと肩を落とす札幌の選手たち(撮影・富田茂樹)

■J1第27節 札幌1-1浦和(12日、埼玉スタジアム2002)

 またも残留決定がスルリ―。北海道コンサドーレ札幌は12日、敵地で浦和と対戦し、1―1で引き分けた。後半26分にMFルーカス・フェルナンデス(28)の見事なコントロールシュートで先制したが、同40分にエリア内でのハンドからPKを献上。それを決められて同点に追いつかれた。8日の福岡戦に続き、勝てばJ1残留が確定する試合だったが、貴重な勝ち点1を積み上げながら順位は一つ下げて12位に後退。残留争いはまだ続くことになった。

リーグ全試合先発の駒井が負傷離脱

 厳しい台所事情の中、敵地で勝ち点1を積み上げるのがやっとだった。

 これまでチームでただ一人、リーグ全試合に先発してきたMF駒井の負傷離脱が試合前に発表されるなど、ペトロビッチ監督は試合前「厳しい戦いになる」と予想した。

 けがから復帰したMF荒野と、出場停止明けのMF高嶺がダブルボランチを組み、相手の強力外国人2トップを抑えながら、前半は互いに譲らず、0―0で折り返した。

ルーカス先制弾も… 

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