今川〝キャプテン〟執念の同点弾「とにかく優勝を目指している」 フェニックスL
■みやざきフェニックス・リーグ 日本ハム2-2ヤクルト(16日、西都)
〝今川キャプテン〟の執念弾! 日本ハムの今川優馬外野手(25)が16日のヤクルト戦で同点に追いつくソロ本塁打を放ち、チームを敗戦の危機から救った。
万波に続いた!右の〝ツイン砲〟さく裂
あとアウト1つで3連敗―という崖っぷちから起死回生だ。0―2の九回2死。まずは万波の反撃ソロ本塁打で1点差とすると、今川も続いた。ヤクルト・柴田の変化球を左翼席に運ぶ2者連続本塁打。右の〝ツイン砲〟が見事にさく裂し、何とか敗戦を免れた。
今川は「とにかく、このフェニックス・リーグはファイターズで優勝を目指している。負けたくなかったので、最後の打席はめちゃめちゃ狙いました」と胸を張った。
オリ正尚ボディー目指し肉体改造中
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土壇場で飛び出した同リーグ1号。今川には「キャプテン」という声が飛び交っている。「年齢が上の方なので、みんなからそう言ってもらえているけど、自分がチームを引っ張るんだ、という気持ちで率先してチームの雰囲気を上げようと頑張っています」。〝主将〟としての覚悟を示した。
自身初の2桁本塁打を記録した今季だが、納得はしていない。さらに本塁打を増やすために体を鍛え上げる。目標としているのは「吉田正尚さんです」とオリックスをリーグ優勝に導いた主砲の名を挙げた。
肉体を鍛え上げることが打球速度向上にもつながる。「(アナリストに)平均3キロ上がるだけでもホームラン20本、30本を目指せるバッターになれると言われた」。最強スラッガーへの道は、このフェニックス・リーグから始まっている。