堀、立野ら98年組7人で新球場元年盛り上げる!最下位から日本一へけん引誓った
98年組で新球場を盛り上げる! 日本ハムの堀瑞輝投手(24)と立野和明投手(24)が16日、千葉・鎌ケ谷で秋季練習に参加し、同学年7人でチームをけん引していくことを誓った。現在、堀は左肩、立野は右肘を痛めてリハビリ中だが、勝負の来季を見据えて準備を進めている。今季ともに不本意なシーズンを過ごした仲良しコンビが、新庄体制2年目のキーマンになる。
人数多い年代 それぞれが引っ張っていけるぐらいに
堀、立野の同学年には河野、五十幡、郡、古川裕と育成の斉藤がいる。来年で25歳。ただ一人タイトル獲得経験のある堀は「チームも若返っている。僕らも人数が多い年代。それぞれ頑張って、引っ張っていけるぐらいにならなきゃいけない」と力を込めた。
堀 ノースロー調整で左肩痛ケア集中「今はしっかり治す」
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昨季、最優秀中継ぎに輝いた左腕も今年は苦しんだ。41試合に登板し、1勝5敗5セーブ11ホールドで防御率5.82。新型コロナ感染の影響もあり、自身が「最低限のノルマ」に設定していた50試合登板にも届かなかった。
現在はノースロー調整中で、シーズン中から抱えていた左肩痛のケアに努めている。「ボスにも『肩痛いでしょ。無理しなくていいよ。来年に向けてしっかり治して』と言ってもらった。ちょっとでも痛みがあったら結局かばっちゃう。今はしっかり治す方向で、何とか来年に間に合うようにしたい」と見通しを明かした。
立野 今季登板3試合も「てんぐの鼻へし折られて良かった」右肘痛は回復順調
昨季4勝を挙げ、先発ローテ定着を期待された立野は、今季わずか3試合の登板に終わった。開幕6戦目の西武戦に先発して白星を挙げ、新庄監督に初勝利をプレゼント。しかし、その後に連敗を喫して2軍落ちすると、右肘痛もあり最後まで調子を戻せなかった。
一時期はどん底まで落ち込んだというが、今は「良い1年だった」と振り返る。「去年少し活躍したくらいで、てんぐになっていた。鼻をへし折られて、ちょうど良かった。来年からは謙虚に頑張ります」。患部は順調に回復し、11月の秋季キャンプで打者への投球を再開させる予定だ。
最下位から日本一を目指す2023年。本調子を取り戻した2人が98年組とともに、北広島で大暴れする。