ファイターズ
金子が自由契約に「札幌ドームでの温かく熱い応援を忘れることはありません」
コーチ就任要請も現役続行を熱望
日本ハムは17日、金子千尋投手(38)と協議した結果、自由契約とすることが決まったと発表した。稲葉篤紀GM(50)は「野球に取り組む真摯な姿勢、卓越した技術と知識を評価し、コーチ就任を要請しましたが、本人の現役続行への思いが強く、その意思を尊重して自由契約という形をとることになりました」とコメントした。
2004年、自由枠でトヨタ自動車からオリックスへ入団。14年には沢村賞を獲得した。18年オフに日本ハムへ移籍。今季は3試合に先発し、1勝2敗、防御率4.85だった。
今後について金子は「今年はけがなく1年間投げ続けることができましたし、現役を続けたいと思っているので、他球団からのお話を待たせていただきたいと思います」と説明。在籍4年間を振り返り「北海道に来た時、ファンの皆さまからの温かい声援がとてもうれしかったです。皆さまの期待に応えられなかったことが心残りではありますが、札幌ドームでの温かく熱い応援を忘れることはありません」と感謝をつづった。