プロ野球
2022/10/19 06:00

《10・20 指名待つ道産子》②茨木秀俊投手(帝京長岡高ー札幌手稲中)前編

帝京長岡の147キロ右腕・茨木は、12球団から調査書が届くなど注目度は高い

この記事は前編です(後編はこちらから)

MAX147キロ速球&落差あるチェンジアップが武器

 新潟に、この夏一躍注目が集まった道産子右腕がいる。第2回は、札幌出身で帝京長岡高のエース・茨木秀俊投手。しなやかなワインドアップモーションから力強いリリースで放たれるMAX147キロの速球と、20キロ以上の球速差があるチェンジアップを武器に、創部36年目で初の県大会決勝に進出。同校初のプロ野球選手誕生に期待が膨らむ。

 マウンドではいつもポーカーフェース。だが、胸の内には秘めた思いがある。「夏の大会を通じて、自分の力を発揮できた」と、大会後にプロ志望届を提出。12球団から調査書が届いた18歳は「楽しみが一番大きい。150キロは出したいですけど、質が大事。どんな場面でも0に押さえて、勝てる投手を目指していきたい」と、冷静に言葉を選びながらも、力を込めた。

札幌東シニアで全国優勝 元日本ハム芝草監督の就任知り新潟へ

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