夏季スポーツ
陸上男子の金井、城山らが母校・函本通中を訪問 後輩へエール贈った
東京五輪に出場した陸上男子110メートル障害の金井大旺(26、ミズノ、函ラサール高出)、同走り幅跳びの城山正太郎(26、ゼンリン―東海大札幌)と東京パラリンピックに出た陸上女子400メートル(上肢障害T47)の辻沙絵(26、日体大教、函本通中出)が1日、母校の函本通中を訪問した。
同校体育館で開かれた交流会には3年生200人が出席し、1、2年生はリモートで出迎えた。金井ら3人は「新型コロナ禍で大変な時だが、好きなことに挑戦する気持ちを大切に」と呼びかけた。
中学での思い出を問われると、城山は運動行事でのリレー、金井と辻は部活動でのエピソードをそれぞれ披露した。3人には校章をかたどった生徒手作りの金メダルが贈られた。生徒会長の熊谷遙斗さん(14)は「みなさんの活躍は金メダル以上の輝き」とあいさつ。3人は「皆の応援が力になった」と感謝した。
金井と城山は交流会に先立ち、函館市の工藤寿樹市長を、七飯町生まれの辻は交流会後に同町の中宮安一町長を訪問した。金井と城山はきょう2日、千代台公園陸上競技場(函館市)で開かれる競技会に出場する。